2019年2月26日火曜日

IoMTフォーラム in 九州で講演致しました

2019.02.22

本日は九州経済産業局、九州ヘルスケア産業推進協議会様主催の
IoMT(Internet of Medical Things)FORUM in Kyushu
~「第4次産業革命×医療・介護」の未来に向けて~
の基調講演に、弊社代表の中山が
「これからの医療ITイノベーション~アントレドクターの挑戦~」
という演題で登壇させて頂きました。

150名を超える大変多くの方に向けて、弊社の取り組み、事例紹介、
これからの日本の医療に向けての思いを熱く語る機会を頂き、
誠に有難うございます。

また病理の分野でも放射線科と同じ課題に取り組まれていらっしゃる、
熊本の株式会社ケイ・アイ・ステイナーの大西先生をはじめ、
周産期遠隔医療のメロディ・インターナショナル株式会社の尾形様、
オンライン診療事業で先頭を走られている
株式会社インテグリティ・ヘルスケアの園田様、
順天堂大学の猪俣先生など、
大変貴重なお話をお聞きすることができ、とても勉強になりました。

パネルディカッションでは日経デジタルヘルス編集長の河合様をモデレーターに迎え、
様々な角度からの意見や海外事例なども非常に参考になりました。

特に印象に残っているのが、台湾の企業の「バーチャル理学療法士」です。
画面の指示に従って患者が体を動かし、AIが体の動きを分析して
理学療法士の不足を補う働きをすることができます。
あくまでも部分的な効率化ですが、
情報を取りに行く労力を省き、適切なコストとエネルギーの分配を
技術革新によってもたらす非常によい事例と思います。

IoMTの大きな流れを肌で感じることができ、
非常に刺激的なイベントでした。
弊社としてもより一層力を入れていきたいと思います。

文責:杉山




2019年2月20日水曜日

交通事故画像診断セミナー

2019/02/18

2月15日に、福岡にて、弁護士の先生方向けの「交通事故画像診断セミナー」を開催しました。
20名以上の応募があり、傾聴されている様子からも、弁護士の方々の熱意を感じました。




第1部でメディカルリンクス代表取締役、川井氏による
医療調査と画像鑑定の活用事例発表がありました。
ポイントが明確で、特に「画像診断によって何を主張し立証したいのかを
明確にして医師に相談・依頼することが重要」というフレーズが
印象的でした。


第2部で弊社中山による画像診断ワンポイントレクチャー頸椎編を行いました。







まずはMRI検査の基本的なところから各種シーケンスの説明をさせて頂き、
実際の画像をみながら特徴像の見かたを解説致しました。

3、40分という短い時間でしたが非常に濃密な内容で、
終了後に是非スライドを頂けないかと先生からお申し出を頂くほどでした。

第3部は川井様と中山による、実際の依頼事案を使ったディスカッションを行いました。
こちらは実例を題材として、依頼者と放射線診断専門医が実際にどんなやり取りをするのか、画像の生読影を行い、後遺障害の認定基準と画像診断結果を照合して
これからの方針策定を行う現場を再現するものです。
先生方からは実際にやり取りをするイメージがしやすいようで、
大変ご好評を頂きました。有難うございます。


参加された弁護士の先生からは「依頼者が医療機関にかかる際(検査で)はどんなところに留意したらいいのか」「画像診断報告書にある『疑い』はどんなニュアンスなのか」などのご質問をいただきました。


私が雨男なもので、足元のお悪い中、ご足労頂きまして有難うございました。
アンケートにも多数のご意見、ご要望を頂きまして、
次回開催に反映させて頂けたらと考えております。
次回の開催につきましては、また改めてご報告いたします。

文責:杉山