11月4日(金) イラティ(IRATY)
熊本でスペインのバスク料理を楽しめるお店。
熊本機能病院の麻酔科医、今泉先生に教えていただきました。
今まで、色んな洋食屋に行きましたが、
この店は、最高。
なぜ、最高なのか?
その1 まず、お店のコンセプト。
イタリア料理、フランス料理、スペイン料理など、
様々なヨーロッパの定番料理の中で、スペイン・バスク地方の料理を楽しめるという、
バスク料理がどんなものか知らないけど、
行ってみたいと思ってしまう。
まさに、個性だ。
つるされているのは、生ハム(使用済み)
レーベンブロイで乾杯!!
オリーブです。
その2 気遣い
私の前に、コップ1杯の水がすっとだされた・・・
が、意味がよくわからなかった。
二人で来ているのに、なぜ、私だけ?
腑に落ちないので、店員さんに尋ねたところ、
「いえ、咳をされていたので」
あ、そういうことね! お気遣いありがとう。
その女性の店員さんは、何度かトイレに行っていた。
定かではないが、
誰かが使用した後の水回りなどを清掃しているのだろう。
ピクルス、おいしい!
イラティとは、都市の名前だそうです。
その3、適切な席数。
小さなお店で、テーブル2つ(8席)と、カウンターのみ(6席)。
ただでさえ、席数が少ないのに
カウンターの中央部分には食材をおいて、2席は人が座れない。
食材など片付けて、カンター席として使えば、いまよりもお客が座れると思うけど、
あえて、それをしない様子。
自分たちで、まかなえる適切な席数ということだろうか。
最高のワイン!
その4、最高の料理。
これは、食べてみないとわからないが、
見事な味付け。
あえて、解説はしません。
魚料理、本気でうまい!
鶏肉、こちらも超うまい!
そして、最後に、料理人の人柄。
忙しかったこともあろうが、
私の質問にちょこっと答えて、
すぅとカウンター奥の調理場に引きこもった。
人付き合いはあまり得意ではないのだろうか。
でも素朴な感じで、不快な思いはしなかった。
その料理人は、私たちが帰るとき、
後ろ姿が見えなくなるまで、入り口で見送ってくれた。
店内では忙しそうだったのに・・・。
口から先に生まれたように、良くしゃべる陽気な料理人も大好きだが、
こんな不器用な人が、すばらしい料理を出してくれるのもよい。
いい気分になったので、夜の上通りを散策しました。
本当に、すばらしいお店でした。
今泉先生に感謝です!
熊本にもこんな素敵なお店が、もっともっとできることを願いたい。
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