7月16日、とある県の大学附属病院の遠隔読影支援がスタートしました。
医師不足は、決して、地域医療だけの問題ではなく、大学病院においても深刻です。
緊急IVRが入ると、読影業務が停滞し、読影医は手技終了後の
夜間の時間帯で読影業務をこなしているとのこと。
過酷な労働環境を苦にして大学病院を離れる医師がでると、
残された医師は更に負担が増えるそうです。
そこで、現場の負担を軽減するために、
遠隔画像診断の仕組みを取り入れたいとのご相談を頂きました。
私も長らく大学病院に勤務していましたので、
実情は、大変良くわかりますが、
大学病院でさえも遠隔画像診断を活用する時代の変化と進歩は驚きであり、
遠隔画像診断が診療や研究の最前線で活躍されている先生方の
サポート手段として認められたことは、大変な喜びであり、
まさに、感無量です。
しかし、さすがは大学病院。
検査内容も実に多彩で、画像も重厚。
肝ペリオーシス、
臀部の異所性子宮内膜症、
IgG4関連胆管炎/AIP、
白血病の骨髄移植後のGVHD
などなど。
このたった1週間で、
なかなか、一般の病院ではみることができない症例が
ぞくぞく、送られてきます。
読影に時間もかかり、神経も集中しなければならず、
さすがに鍛えられます。
それでも、自分達のレポートを頼りにしている患者さんやドクターがいることを思うと、
しっかりした仕事をやらなければと、気合いがはいります。
また、明日からがんばります!
(^o^)
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