2014.02.01
今日は第52回画像診断塾でした。
初参加の医学部生が3名(男子1名、女子2名)と
ビジネス・パートナーの企業の方2名を含めた、
総勢10名の参加者でした。
春先のような陽気のせいか、弊社代表の中山と学生達との議論も
いつも以上に白熱していたように思います。
個人的には、最初の症例がAi(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)だったので
特に学生達のインパクトも大きかったのではないでしょうか。
初参加の学生から感想をもらいましたので、一部をご紹介します。
「本日初めて参加させていただきました。
画像診断の現場を見学させて頂いたのも初めてだったので大変興味深かったです。
肩の関節のお話がとてもわかりやすくて勉強になりました。
また参加させて頂きたいです。ありがとうございました。」
「先入観なしに全体の所見を拾っていくのが難しく感じました。
肝に病変がある患者さんなら肝ばかりを見てしまい、他の所見を見落としがちでした。
とても勉強になりました。」
「一番はじめの症例のような、死亡時の画像所見をしっかり見たことがなかったので、
大変興味深かったです。
ただ鑑別疾患を挙げるだけでなく、どれが一番可能性が高いか、という考え方を学べたと思います。
今日はありがとうございました。」
参加した学生と話した中で、
学生にとって、普段の実習の中では完成されたレポートしか
目にすることがないのでゼロから画像を読んで、どのようにレポートを
作成するのか解説をしてもらいながら体感することができる機会があることは
とても貴重な経験ではないかと思います。という所感も聞きました。
中山も学生に対してより臨床の現場に近い空気感で
講義を行っており、自分も「実習」を受けている感覚を憶えます。
緊張感に満ち満ちた4時間でした。
個人的には子宮内膜症で気胸を起こすことを知り、
いつも局所ばかり気にして全体や異所性を考えない自分の視野の狭さを
反省しました。勉強になりました。
しっかり経験を知識に変えて、現場に活かしていこうと思います。
文責:杉山
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