2015.02.05
先週、第2回のクリクラが開催されました。
5年生(新6年生)7名が参加され、いつもながら真剣な眼差しに関心していました。
興味深い質問が学生から挙がりました。
「一人前の放射線科医になるには何年くらいかかるでしょうか?」
難しい質問だと思います。
とある有名企業のCEOをされている方は、
一つの部署を任せるまでに10年かける、と仰っていました。
とある本によると、その道のスペシャリストになるには1万時間を要する、
という説があるそうです。
1万時間=約417日
日数で考えると「なんだ、1年と少しか」と思いますが、
平日4時間の所要とすると、なんと9年と7ヶ月ほどでほぼ10年。
週末を除いて平日4時間没頭することを10年続けなければいけません。
弊社中山は奇しくも回答として「10年」と答えました。
が、この10年は1日4時間どころの密度ではない、もっと濃縮された10年だと思います。
2月7、8、9日は国家医師試験の日でした。
塾に参加してくれた6年生の学生達は、1日に10数時間勉強していたそうです。
食事、睡眠以外はほぼ勉強に没頭する生活を継続することの大変さ・・・。
脱帽です。
皆の合格を心から祈っています。
画像診断領域の出題が増えていたらしく、塾で説明があった病変についても
ピンポイントで出題されたとの話を聞きました。
画像に対するニーズの高さが試験傾向にも現れているようです。
学生達も限られた時間を有効に使って、勉強して欲しいと思います。
文責:杉山
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