7月9日(土)、 ビール探訪 第7回。
今回は、ビールの原点、ランビック。
ランビックとは、自然発酵ビールの一種であり、独特の酸味があります。ランビックとは、ベルギーのゼナ川周辺にのみ生息する野生酵母を使い、木の樽で自然発酵して作るビールのことです。
なかでも、世界一酸っぱいビールといわれる、ベルギー・ブリュッセルにあるカンティヨン醸造所の「カンティヨン・グース・CANTILLON Gueuze 」。 375ml 約700円。高いですね~。
3年熟成古酒と1年熟成の若いビールをブレンドして造ります。
麦汁を天井裏の冷却槽に一晩放置して、空気中を浮遊する野生酵母を取り込むそうです。
酵母は醸造所に済んでいると信じられているので、壁も天井も手を加えることはしません。ず~と、昔からのスタイルを維持しているのですね。
しょんべん小僧で有名なカンティヨン・グース。
・・・いやな予感がします。
では、開けてみましょう。どきどきしますね、開栓!
開きました・・・が、
なんと、王冠の奥にコルク栓があります。
なんてことでしょう。
・・・こんな面倒なことをして。
では、こんどこそ、開けてみましょう。開栓!!
あきました。
みごとですね、ちなみに、「カンティヨン・グース」は、ビールの中のシャンパンと呼ばれています。
うわ、きつ~い! 自然酵母の勢いを感じますね。
やはり、しょんべん小僧のトレードマークが気になります。
では、注いでみましょう。
ビールの原点というから、もう少しエールっぽい色を想像していましたが、ラガーですね。
きれいな黄金色ですね。泡立ちはそれほど強くはないようです。
・・・飲んでみましょうか、今回は、ちょっとためらいます。
では、Proost!
ごくり。
うううっっっ・・・。
・・・。
・・・。
すっぱ~い!!!
油断した・・・。
ずこん!
天然酵母をつかった本当に酸っぱいビールでした。
でも、やみつきになる人も少なくないそうです。
私は、やっぱり、ピルスナーが好きですけど。
次回は、ブデヨビツキ・ブドバー。チェコのピルスナーです。
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