2016年7月28日木曜日

夏休みキッズプログラミング2016 自動水やり機を作ろう

夏休みですね!

夏休みといえば、、、「自由研究」ということで、夏休みキッズプログラミングを開催しました!

これまでに開催したキッズプログラミングでは、主にScratchを使ったゲームを作りましたが、今回は自由研究を意識して「自動水やり機を作ろう」というテーマでの開催です。
Raspberry Pi Zeroという小型PCを使って、水分センサ、ポンプを制御し、自動で水やりを行う機械を作ります。

材料はこんな感じです。

まずは、電子回路を知ろうということで、LEDを光らせてみました。
光った!!

そして、電子回路をRaspberry Pi Zeroからプログラムで制御してみます。
LEDを点滅させたり、プッシュボタンを押すとLEDが点灯するように動かしてみました。

次はいよいよ水やり機の作成にチャレンジです。
電子回路を作るためには欠かせない、はんだ付けもやってみました。



ちょっとむずかしいかなと思っていたのですが、みんな飲み込みが早くてびっくりしました。

完成した水やり機のボードをRaspberry Pi Zeroに取り付けて、水分センサ、ポンプをつないで動くようにプログラミングします。


土が乾いていたらポンプを動かすプログラムを実行すると、、、

水が出た〜!
動きがあると楽しいですね!この時は子どもからも「お〜!」という歓声が上がりました。

この他にもインターネットに接続して、水をあげたらメールでお知らせしたり、天気予報が雨だったら水を上げないようにしたりと、工夫してみました。IoTですね!

最後に1時間に1度水やりプログラムが動くようにして終了です。

今回あえて電子工作キットなどは使用せず、オリジナルの回路を作って使ってみました。回路の製作からでしたので、なかなか準備に時間がかかりましたが、参加した子どもたちがよろこんでくれたので、やった甲斐がありました。

作成した自動水やり機は各自持ち帰ってもらいました。家でも少しプログラムをいじって見てくれるとうれしいです。

2016年7月16日土曜日

国際モダンホスピタルショウ2016

2016/07/13からの3日間、東京で開催された国際モダンホスピタルショウに参加してきました!

ワイズ・リーディングに入社して半年近く経とうとしていますが、まだまだ医療のことに関しては勉強不足で知らないことがたくさんあります。

こういう良い機会を頂いたのでしっかり勉強して帰ろうと思い、いざ東京へ!!

会場は東京ビッグサイトで、前回IoT展で行ったとき程の規模ではないですが、多くの人が会場に集まっていました。




受付を済ませ会場へ入ると、大手から聞いたことのない会社まで様々なブースが自社製品を展示していました。

とりあえず最初に向かったのは、日ごろお世話になっている富士フィルムメディカル様のブースです。会場の角に広々と場所をとって製品が展示してありました。改めて大きい会社だなぁと実感しました。


九州地区の営業本部の方にご挨拶をして、製品を一から丁寧に説明して頂きました。

SYNAPSEは従来のものより画像の処理が早くなっているとのことで、弊社のように画像を多数扱うような場合にストレスを感じることなく作業が出来るみたいです。

CITAは最近売り出し中の新製品で、一度弊社に来て頂いてご説明して頂いたのですが、改めて説明してもらいました。一つのシステムで診療プロセスの全体像が把握でき、従来のようにいくつもシステムを立ち上げて作業をする煩雑さを解消するものとなっています。

C@RNAはCTやMRIなどの高度医療機器を持っている病院と、周りにあるクリニックなどを結ぶシステムで、撮影予約などの紹介をスムーズに行うことが出来るようになっています。

どれも大がかりなシステムで長年の試行錯誤の元で開発が行われたんだろうなぁと思いました。



他にも色々なブースを見て回りました。

FRONTEO様の「人工知能による転倒転落予測システム」は、患者を観察した看護記録から転倒転落の予兆をするシステムで、日々記録するテキストデータを人工知能で解析し危険度を予測します。弊社でも取り組もうと思っていた転倒転落に関して、テキストデータからのアプローチということで非常に興味深かったです。

NEC様は「ARmKeypad Air(アームキーパッド エアー)」という、スマートグラスを使って腕に仮想メニューを表示させるものを展示していました。まだ発展途上の段階らしく、製品を見たお医者さんからは、まだ使えないと言われたそうです。これから改良していくとのことで、近未来感のある注目の製品でした。医療の現場は衛生面に気を遣わなくてはいけないので、その負担を軽減するような製品として音声入力・操作など非接触型のデバイスに注目していきたいと思いました。

大塚デジタルヘルス様は「MENTAT(メンタット)」という、精神科の電子カルテを分析してデータ化するシステムを提供していました。電子カルテの自由に記述されたテキストを解析して意味を理解しデータ化していて、解析の部分はIBMのWatsonを利用しているとのことでした。現在の精度は8割りくらいとのことでしたので、もっと精度が向上すれば医療だけでなく他の分野への展開も期待できる製品だと感じました。

あとは、介護との連携や見守りというテーマで製品を出している会社がいくつもありました。見守りに関しては、弊社のKeeperと似ている製品もあり、類似製品との差別化が重要になってくると感じました。

今回の展示会に参加して思ったことは、似たようなことをやっていて製品化している会社が結構あるなぁと感じました。その中で、うちはここが違いますと言っていますが、細かい部分での差異しかないような気がしました。他者とどのように差をつけるかを日々模索していかないといけないと感じました。

今回、医療のことを色々と聞くことが出来て大変勉強になりました。またこういう機会があれば是非参加したいと思います。


☆おまけ

会場からお台場が近かったので、ちゃっかり観光もしてきました。



2016年7月13日水曜日

【募集終了】「夏休みの自由研究」キッズプログラミング教室開催!!!

※定員に達したため、募集を終了しました。ありがとうございました。

キッズプログラミング教室「夏休みの自由研究」を開催します。

今回は夏休み企画として、Raspberry Piを利用した「自動水やり器」の作成を通して、プログラミングだけでなく、電子回路の作成にもチャレンジします。
夏休みの自由研究としてもってこいです。

カリキュラム(予定)
・電子回路を作ってみよう
・プログラムで電子回路を制御しよう
・自動水やり器を作ろう
・インターネットにつなごう

作成した「自動水やり器」はお持ち帰りいただけます。
夏休みの自由研究にぜひご活用ください。

また、コラボ企画として、8月10日(水)16時から開催されるプレゼンイベント「キッズペチャクチャ」にて、今回の自由研究作品をみんなで発表します。(参加は自由です)詳細は別途、お問い合わせください。

日時:2016/7/26(火)
   13:00-17:00
 ※作業の進行により、終了時間が変更になる可能性があります。ご了承ください。保護者の方の同伴は不要です。

場所:株式会社ワイズ・リーディング 飛田オフィス
   (熊本県熊本市北区飛田3-6-35 中村ビル2F)
対象年齢:小学3年生以上
募集人数:先着5名 
参加費(材料費):5,000円(税込)

参加希望の方は、イベントに参加登録の上、メッセージにてお名前、学年、保護者の連絡先をお伝え下さい。


info@ysreading.co.jp
facebook:
https://www.facebook.com/events/263147417390190/
TEL:
096-342-7878


2016年7月9日土曜日

画像診断塾 #118

7月9日(土)に画像診断塾の第118回を開催しました。
今回は6名の学生さんが参加してくれました。


今回も沢山の症例を取り上げ、みんなでディスカッションし、弊社代表、中山の熱い講義が行われました。

イレウスや急性膵炎、虫垂炎、脳梗塞の症例などなど、初期の画像から見つけだす大切さ、臨床情報と画像の関連性といった実際の現場で必要な知識を具体的に学びます。

~診断塾後のアンケートから~

「画像について、また、病変について、まだまだ学ぶことはたくさんあるので、習ったことはひとつひとつしっかり覚え、きちんとしたエヴィデンスに基づく診断が出来るようになりたいです。」

「久しぶりだったこともあって、読影のコツなど忘れていたこともありましたが、今回も中山先生が丁寧に教えて下さったので、理解することができました。」

「2回目の参加です。やはり他の参加者の方々の「眼」に感心してしまいますが、とても勉強になりました。知っているはずの疾患を目の前の画像や臨床像と結びつけられるようになるため、今後も精進していきたいです。」

「所見の見方、考え方、疾患概念など本日も沢山のことを学ばせていただきました。」

「今日は放射線の学生もいるということでT1、T2、拡散、FLAIRといった言葉がいつもより飛びかっていました。より画像の種類を意識できました。AAの症例ももう忘れません。」





参加学生のみなさんの優秀さに社長も感心しており、終わった後も、みんな力がついてきた~と嬉しそうに話していました。

私ももっと勉強しなくては!!参加するたびそんな熱い気持ちにさせられます。

次回は7月30日。沢山の方のご参加お待ちしています!



2016年7月2日土曜日

第117回 画像診断塾開催


 先日、6月18日に約1ヶ月ぶりになります診断塾が開催されました。
震災後、学生さんの参加は初となり、塾に笑顔と活気が戻ってきました。

初参加が3名。
浸潤影とすりガラス影の違いや、画像診断の基礎知識からスタートしました。
今回の内容は、Ai(死亡時画像診断)、絞扼性イレウス、胆石イレウス、縦隔気腫について。画像を見て、次々と学生さんたちが所見を挙げていきます。

アンケートより
・実際の症例を見て診断を行うので、より臨床に近い経験ができました。
・解説していただく前には全く見えなかったものが、説明を聞くとはっきり見えるようになる、という体験を何例もして非常に貴重な時間でした。
・胆石イレウスは初めて知り、とても驚きました。

医学部生でも、普段は画像を見る機会は少ないとのことです。
アルバイトや診断塾に参加して、メキメキと力を付け頑張って欲しいと思います。

次回は、7月9日。楽しみです。
お待ちしています。