2017年2月20日月曜日

第127回画像診断塾

先週の土曜日(2/18)の14:00~ 第127回画像診断塾が開催されました。
実は診断塾の直前にお食事会があったようなのですが、自分は私用のため出席できず。
その時の様子はいずれどなたかが語ってくれるでしょう。(僕もおいしいもの食べたかった。)

さて、今回の画像診断塾は学生の春休み突入やテスト終了後と暇ができたのか、学生13名弁護士や行政書士、現役医師の方5名参加と今年一番の大盛況でした。
診断塾の最中、学生の皆が口々に質問や議論をする場面も見受けられ、画像診断に対しての興味がうかがえる場面もありました。



個人的に最も印象に残った症例は進行した肺がんによって右肺の中葉、下葉の含気がすべて失われ、一つの腫瘤の塊のようになっていた症例です。
私たち学生は日々、典型的で、一目見ただけで診断につながるような画像を中心に勉強しています。そんな中、今回の症例のような一目で肺がんと分からないような症例を学生のうちに見ることができたのは、実臨床に出て、典型的でない患者さんを見たとき「そういえばあんな症例もあったな」と自分を支える良い糧になったのではないかと思います。

診断塾終了後、学生からとったアンケートにこんな言葉がありました。
・正常構造がわからないから画像がわからなかった。
・解剖学の重要性を再認識しました。
解剖は私たち医学生が1年生~2年生で学ぶ科目です。やはり何事も基礎をしっかりやらないと次につながらないんだなということを痛感しました。
自分も基礎を怠らず一歩一歩勉学に励んでいこうと思います。

診断塾では普段の授業や教科書では得ることのできない知識を得るとても良い機会です。
学生にとって何よりうれしいのは受講料は必要なく参加すれば教えてくださるという先生の懐の深さです。
将来医師になったとき、今回の画像診断塾で聞いたことを自分の力となるようにしっかりと自分の記憶に刻み付けておかなけらばならないと思います。
このブログを読んでいる皆さん、画像診断塾は本当にいいところなので一度お越しになってみてはいかがでしょうか。

文責:ジャグラー

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